小学生へ
永久歯の土台作りのためにも、生えてきた歯を大切にしよう
「乳歯は抜けてしまうからむし歯になっても大丈夫」と思われがちですが、 乳歯にむし歯があると、周囲の歯や歯茎にも炎症が広がり、次に生えてくる永久歯の生え方や歯並びに大きな影響を与えることがあります。 また、むし歯の痛みで固い食べ物を避けたり、食事の量が減ったりして、歯以外の健全な発育の妨げになることもあります。 乳歯を大事にお手入れすることは、その次に生えてくる永久歯を大事にすることになるのです。
虫歯を予防する
生えたばかりの歯は一見するとキレイで丈夫に見えますが、乳歯や生え変わったばかりの永久歯は、成人の歯に比べると非常に弱いため、むし歯になりやすいのです。 むし歯の予防には正しい歯磨きと食習慣の管理がとても大切ですので、少しでも虫歯の発生を抑えられるよう、当院ではブラッシング指導・食習慣指導なども行っております。
むし歯の予防のことで分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。
子どもの矯正について
矯正医の専門団体である日本矯正歯科学会では「7歳までには矯正相談を受けましょう」と呼びかけています。 ただ、7歳以下でも歯並びが悪い場合があります。 乳歯がきれいに並んでいなかったり、上下の歯を反対に噛んでいたり、前歯が噛み合っていなかったり、子どもといえども様々な歯の悩みがあげられます。 中でも、反対咬合や交叉咬合はなるべく早期の治療が推奨されます。これら噛み合わせの悩みは歯だけでなく、顎の成長や体全体の骨格形成にも関わってくるので、お早めに相談されることをお勧めします。